世界の変わった休日8選!ネタになる面白い祝日は?

祝日は国で決められた休日として、会社や学校が休みになる人にとっては嬉しい日ですよね。日本にもいくつか祝日がありますが、基本的には何かをお祝いするために設けられたものです。同じように世界にもさまざまな祝日があるのをご存知ですか?そこで今回は世界の変わった祝日を紹介します。本記事を読めば、世界の変わった休日が分かり、話のネタになるかも!明日から使える面白ネタ8選をさっそく見ていきましょう。

国際婦女節・国際児童節(中国)

中国の変わった祝日は、3月8日にあります。国際婦女節と呼ばれるこの祝日は、女性だけが半日休暇になるものです。そのためその日だけ街が男性だらけになってしまうそう。国際婦女節には女性社員をディズニーランドに招待してくれる会社もあるんだとか!ちなみに、国際児童節という祝日もありますが、これは14歳以下の子どもだけが一日休みになるものです。いわば、中国版子どもの日。しかし国際児童節と日本の子どもの日では少し概要が異なります。似ているのは「ちまき」を食べること。

グラウンドホッグデー(アメリカ/カナダ)

アメリカとカナダにあるグラウンドホッグデーは、2月2日の祝日です。グラウンドホッグとはリスの一種で、冬場は冬眠しています。しかし2月に一度、巣穴から出てくるそう。この時、グラウンドホッグが自分の影に驚いて巣穴に戻れば冬が続き、影を見ずに飛び出せば、春が近いといった占いがあります。つまり特に何かを祝う祝日ではありませんが、グラウンドホッグの占いはテレビで放送されるほどだとか。

ニュピの日(インドネシア)

インドネシアにあるニュピの日は、新年よりも大切な祝日です。なんと、外出すれば捕まってしまう日だとか。なぜならば、冥界のマヤ神が地上に這い上がってくる日だからです。実際、ニュピの日に外出してしまい、逮捕される人は毎年数名いるとか…。このニュピの日は毎年若干ズレるものの、大体3月中旬~下旬ごろにあります。ちなみに外出だけでなく、電気や火の使用も禁止されてしまうようですよ。ニュピの日は大声を出すことも禁止されているため、別名「静寂の日」とも呼ばれています。

セント・パトリックデー(アイルランド)

聖人パトリックの命日(3月17日)は、アイルランド共和国の祝日。聖人パトリックは、アイルランドにキリスト教を広めた人物です。セント・パトリックデーが近づくと、アイルランドを中心にして、世界各地が緑色に染まっていきます。もちろん飲み物や食べ物まで。そしてこの祝日で最も有名なのは、緑一色に染められたシカゴ川です。アイルランド系が多いシカゴでは町全体でお祭りをするそうですよ。

トルクメニスタン・メロンの日(トルクメニスタン)

トルクメニスタンは、アフガニスタン・イラン・ウズベキスタン・カザフスタンに囲まれた国で、長い間ニヤゾフという大統領が独裁政権を握っていた国で知られます。国を私物化していると言われたほどの人物だったとか。そんな彼によって作られたのが、メロンの日です。理由は彼がメロン大好物だったから。他にもたくさんの祝日を作っており、全部で24個もの新たな祝日を設け、そのうちの一つがメロンの日でした。ちなみにメロンの日にはメロン試食イベントやメロンコンテストなど、さまざまな行事が行われるそうです。

リスへの感謝の日(アメリカ)

アメリカでは基本的にリスは害獣扱いされているのにもかかわらず、リスに感謝する日があります。理由はリスの習性にありました。リス達は冬に向けて食べ物を大量に隠しますが、実は必要な分より多くの食べ物を隠すため、ほとんど回収しないまま土の中に眠っているそう。眠ったままの木の実はやがて成長するため、それが森に貢献していることから、リスに感謝しましょうという日が設けられたそうです。

プリンセス・クヒオデー(ハワイ)

プリンセス・クヒオデーはハワイ州にある祝日で、クヒオ王子の誕生日3月26日です。彼はハワイとハワイの人々のために勢力を尽くし、「庶民の王子」として親しまれていました。そのことから、彼の誕生日が祝日になっています。プリンセス・クヒオデーにはクヒオ王子の邸宅があったクヒオビーチの前を通り、カピオラニ公園まで歩くパレードも行われるそう。アメリカは州ごとに力が強いため、それぞれ異なる祝日があります。ちなみにハワイの王子で祝日になっているのは、カメハメハ大王とクヒオ王子だけだとか。

死者の日(メキシコ)

11月1日と2日、ハロウィンの日の夜に前夜祭が行われる祝日が死者の日です。ラテンアメリカ諸国の祝日ですが、特にメキシコでは盛大に行われています。日本でいうお盆のようなものですが、日本とは違って明るく楽しく祝うのが特徴です。これには理由があり、メキシコでは昔、死者の骸骨を身に着ける習慣がありました。一説によるとメキシコでは2500〜3000年前から、祖先のガイコツを身近に飾る習慣があったそうです。現在の「死者の日」は死を恐れず、嘲笑ってしまおうというのがモチーフになっています。

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